2007年10月20日

花粉症に関する総論

  • Q1. 花粉症の正体って一体なんですか。   花粉症の正体は、花粉に対して人間の体が起こす異物反応です。体の免疫反応が、花粉に過剰に反応して花粉症の症状がでるのです。
  • Q2. 花粉が鼻や目にはいると、どうして花粉症の症状がでるのですか。   体が花粉を外に出そうとするために、「くしゃみ」で吹き飛ばしたり、「鼻水」「涙」で花粉を洗い流そうとしているのです。
  • Q3. どんな花粉がいつ飛んでいるのですか。   関東地方では、2月から4月はスギ花粉、4月から5月はヒノキ花粉、6月から8月はイネ科花粉、8月から10月はブタクサ花粉が主として飛散しますが、地域によって飛散する花粉や時期が異なります。
  • Q4. スギ花粉症は日本にしかないのですか。   スギは日本特有の木です。スギは中国の一部にもありますが、その数は日本と比べると少なく、スギ花粉症が問題となっているのは、ほとんど日本だけだと考えてよいでしょう。
  • Q5. 花粉飛散量は年々増えているのですか。   スギ花粉の飛散量は年によって大きく変動しますが、近年、戦後に植えられたスギの木が大きく成長し、潜在的な花粉生産能力が高い状態になっています。また、気象の温暖化の影響で花粉は多く産生されるようになっているとも言われています。 スギ花粉飛散を減少させる方策として、花粉の多い木の抜き伐りや花粉の少ないスギへの品種改良の取り組みが行われています。
  • Q6. 花粉症の患者さんはどのくらいいるのですか。   いろいろな研究から、日本における花粉症の人は30〜50歳代に多く、日本の人口の約16%(1998年の推計)だと考えられています。その後も花粉症の人は増加していると考えられますが、どの程度増加しているのかは分っていません。また、増加している原因は、花粉症飛散数が増加していることに加えて、いろいろな環境の変化の影響も考えられていますが、十分に確認はされていません。
  • Q7. 花粉症と間違えやすい疾患は何ですか   花粉症は季節的にも風邪の流行する時期に重なります。このため、発症の初期ではくしゃみ、鼻水が症状として同じことがあります。また急に悪化した他の鼻疾患たとえば慢性副鼻腔炎(蓄膿症)などとの鑑別が必要になります。
  • Q8. 小児花粉症は増加したと言われますが、有病率はどの程度ですか。   全国を対象にした疫学調査が2002年に行われ、15歳以下の小児の花粉症は10.2%で、0-2歳が0%、3歳から5歳が4.5%、6歳から9歳が10.5%、10歳から12歳が12.1%、13歳から15歳が15.1%でした。増加していると考えられています。
  • Q9. 花粉症があると口の中が痒くなることがあるといわれたのですが、本当ですか。   口腔アレルギー症候群といわれ、別名、果実野菜過敏症とも言われています。その名前のとおりある種の果物や野菜を食べると口の中が痒くなるのです。多くはシラカバ花粉症の方に頻度が多いのですが、他のイネ科花粉症やスギ花粉症でも報告されています。最も多い果物はリンゴです。

posted by 厚生労働省 特定検診 at 19:07 | 健康(女性・国民健康保険・食品)

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